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食道がん

食道に出来よるがん・・・それが食道がんや。わが国では年間約9000人もん方が食道がんにかかっとるのや。さて、そないな食道がんについてねちっこく調べてんだんや。

食道がんとは

食道がんを知る前に、食道の構造から発生要因までねちっこく調べてみまひょ。

■食道がん【食道の構造と機能】

  • 食道管(身体の中心部に位置する)
  • 咽頭と胃をつなぐ筋肉管(長さ約25cm、太さ約3cm、厚さ約4mm)

  • 食道壁(4つの層に分かれとる)
  • 粘膜:食べ物やらなんやらが通りやすいように粘液を分泌する

    粘膜下層:粘膜の下にあり、血管やリンパ管が豊富

    固有筋層:食道壁の中心で、食道の動きを担う

    外膜:周囲臓器との間を埋める、膜状ではおまへん結合組織

  • 食道の機能
  • 食べ物(飲み物含む)を飲み込むと重力によって下に流れ、食道壁が動くことで胃に食べ物を送り出しまっせ。また、食道出口には胃の食物逆流を防止する機能も備わっとりまんねん。食道とは消化機能を持たへん食べ物の通り道で、神経と筋肉の連関によって機能する臓器なんやこれがホンマに。

■食道がん【発生部位と細胞】

やまとでの食道がん発生部位は、食道の真ん中が約半数を占めとりまんねん。また、食道がんは食道の粘膜表面にある上皮(扁平上皮)から発生するもんがほとんどで、食道がんの約9割が「(食道がん)扁平上皮がん」となっとりまんねん。

せやけどダンさん生活習慣や食生活の変身から、欧米でようけみられはる胃付近の食道下部位で発生する食道がんの1つ「腺がん」にも気をつけのうてはならしまへん。ごくまれやけど、そやけどアンタ、特殊細胞からできる「未分化細胞がん」「がん肉腫」「悪性黒色腫」や、筋層細胞から発生する「消化管間質腫瘍」やらなんやらが発症するっちうこともおます。


■食道がん【進行】


食道内面にある粘膜から発生した食道がんは、粘膜下層→固有筋層へと進行し、ひどなると外膜や食道壁を通り越して食道の外まで広がるんや。そないなると食道の周囲臓器(気管支や肺、大動脈、心臓やらなんやら)までもが、がん細胞に侵されはります。

また、食道壁周辺にはリンパ管や血管がようけあるため食道がん細胞が転移するケースも多いや。


■食道がん【発生要因】

食道がんのリスク要因として確立されとるもんは、喫煙と飲シュの2つや。喫煙と飲シュが相乗的に作用するっちうことでハイリスクになるゆう指摘もあり、特に食道がんの中でも扁平上皮がんではそれら2つの関連が強いとされとりまんねん。また、食道粘膜の炎症を引き起こす熱い飲食物を飲み食いする食習慣も、食道がんのリスク要因とされとりまんねん。

食道がんの症状

一言で「食道がん」というても、人によってさまざまな症状を訴えまんねん。

  • 食道がん症状:無症状
  • 健康診断やらなんやらの内視鏡検査で発見される無症状の食道がんが全体の約20%を占めまんねん。無症状で発見された場合は早期食道がんであることがようけ、治る確率も高いや。

  • 食道がん症状:食道がしみる
  • 熱い物を飲み込んや時やらなんやらに食道がしみるような症状が出たら要用心や。食道がんの初期症状でみられはることがようけ、早期発見のため早めに内視鏡検査を受けておくんなはれ。

  • 食道がん症状:食べ物がつかえる
  • 食道がんが大きなることで食道の内側が狭くなり、こないな風な症状が出てきまんねん。ひどなると食道全体を塞いで水すら通らなくなるんですわ。

  • 食道がん症状:体重減少
  • 食べ物がつかえることで食事量が激減し、低栄養状態となり体重が減ちびっとまんねん。3ヶ月に体重が5~6kg減ちびっとたら食道がんの可能性も・・・。

  • 食道がん症状:胸痛や背部痛
  • 食道がんが食道壁を貫くと、周囲の臓器(肺や背骨、大動脈やらなんやら)を圧迫するとこないな風な症状が出てきまんねん。

  • 食道がん症状:咳
  • 飲食物を摂取する際にむせるような咳が出たり、血の混じった痰が出るようになると、食道がんが進行して気管や肺やらなんやらに転移してん可能性が高いや。

  • 食道がん症状:声んかすれ
  • 食道のわきに声を調節する神経があり、これが食道がんによってカンペキに破壊されると声がかすれはります。

食道がんの診断

診断方法はさまざまでレントゲン検査(食道造影検査)、内視鏡検査、CT/MRI検査、超音波内視鏡検査、超音波検査、PET検査、腫瘍マーカーやらなんやらがおます。食道がんの進行具合を正確に診断するっちうことは、治療法を選択する上でどエライ大切なことや。

食道がんの治療

検査結果に基づいて、がんの進行度や全身状態から食道がんの治療法を決めていきまんねん。

  • 食道がん治療:外科療法
  • 体から食道がんを切り取ってまうちう方法で、食道がんの治療法として最も一般的や。手術では食道だけでなく、リンパ節を含む周辺組織も切除しまっせ。

  • 食道がん治療:放射線療法
  • 食道の機能や温存を目指し、限られはった範囲のみを治療する局所治療や。高エネルギーの放射線(X線やらなんやら)をあてんねんことで、食道がん細胞をやっつけまんねん。

  • 食道がん治療:化学療法

  • 化学療法とはすなわち抗がん剤治療のことで、食道がん細胞をいてまう薬を注射しまっせ。手術や放射線と違い全身に行渡るため、転移やらなんやらがある場合にも行われる治療や。


  • 食道がん治療:食道内挿管法

  • 食道がんによって食事摂取が困難なとき、パイプ状(シリコンゴムや金属網やらなんやら)のもんを食道に留置して食べ物が通過しやすいようにしまっせ。

食道がんの術後

食道がんの治療後(術後)、食事が順調に摂れるようになるまでは1ヶ月に1回は病院に行き、診察を受けておくんなはれ。時間が経てば食道がん再発の危険性も減るため、3~6ヶ月に1回くらいの受診でええでっしゃろ。せやけどダンさん、機能回復チェックや再発の早期発見のためにもこまめに通院するっちうことが大切や。

食道がんを恐れんと・・・

胃がんやらなんやらの影に隠れて、あんまり知られておらへん食道がん。せやけどダンさん食道がんで苦しんどる人は意外とようけ、ネット上でも食道がん闘病記やらなんやらが多々目に付きまんねん。怖い病ちうイメージがある中、近年では食道がんの名医やらなんやらも現れるやらなんやらして治療成績も良好、生存率も上がってきとりまんねん。

検査を恐れんと、ごくわずかいな症状でも受診するようにしまひょ。どのがんでもさいですが、食道がんでも「早期発見、早期治療」が重要や。

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2007年05月02日 11:19に投稿されたエントリーのページです。

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