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黒砂糖

【疲労回復に黒砂糖(黒糖)】
近年、自然健康食品として注目されとる黒砂糖(黒糖)。
黒砂糖は、やまと一のご長寿県として知られはる沖縄では、おやつやお茶請けに出されるほどポピュラーな食べ物で、料理やお菓子づくりにも日常的に使用されとりまんねん。黒砂糖の日常的な摂取は、沖縄の長寿の理由の一つに挙げられとりまんねん。

黒砂糖(黒糖)は天然の総合栄養剤

黒砂糖(黒糖、大島糖)は、毛唐のセリフで brown suger と言い、褐色を帯びた黒い砂糖や。独特の濃厚な甘味と強い風味がおます。

黒砂糖がやまとに伝えられはったんは奈良時代754年。
唐僧鑑真が来日した際に持ってきたのが最初と言われとりまんねん。
実際にやまとにサトウキビの栽培と製糖技術が伝播したんは慶長年間。

奄美大島の直川智(すなおかわち)が中国福建省より持ち帰ったことに始まるさいです。直川智は、1610年奄美大島で黒砂糖の製糖に成功してるんや。

沖縄では儀間真常(ぎましんじょうわ)が、1623年黒砂糖の製造に着手してるんや。 黒砂糖はサトウキビの絞り汁を精製せんと詰めて作られはる(サトウキビの絞り汁100%のもんは純黒糖)。この製法は、中国から伝えられはったときから変わってへんねん。 砂糖は、製造工程によって、原料の分離精製を行いまへん含蜜糖(がんみつとうわ)と分離精製を行う分蜜糖(ぶんみつとうわ)の2種類に大別されはります。黒砂糖、和三盆やらなんやらは前者に分類され、これに対して、上白糖、グラニュー糖、三温糖やらなんやらは後者に分類されはります。

黒砂糖は、結晶と蜜を分離せんため、サトウキビの成分を含んでおりますわ。ショ糖やらなんやらの糖分は、グラニュー糖100%弱、上白糖98%前後、三温糖95%前後、和三盆98%前後であるんに対して、75~86%と砂糖類の中で最も低いや。一方、カルシウムやリン、鉄分、ナトリウム、カリウムやらなんやら各種ミネラルはようけ含まれとりまんねん。特にカルシウムは100g中に240mgも含まれており、この含有量は牛乳1本分(200cc)に含まれとる量に匹敵しまっせ。また、ビタミンB1,B2,ナイアシン(B3)やらなんやらも含まれとりまんねん。


疲労回復に黒砂糖(黒糖)が効く!


黒砂糖やらなんやらの糖分(ショ糖)は、消化酵素シュクラーゼによって、ブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)に分解されはります。ブドウ糖及び果糖は小腸から吸収され、血管を通って全身に運ばれ、体や脳のエネルギー源となるんですわ。
特に脳は、ようけのエネルギーを必要としまんねんけど、脳のエネルギー源となるんはブドウ糖だけや。また、脳はブドウ糖をほとんど蓄積するっちうことがでけしまへん。そやから、脳は常にブドウ糖の供給を必要としてるんや。もしブドウ糖が不足すると、脳の働きが低下し、イライラしたり、集中力が低下したりしまっせ。
また、ブドウ糖のエネルギー代謝にはビタミンB1とナイアシンが必要や。ビタミンB1とナイアシンがな、ブドウ糖が補給されてもエネルギーに変換されしまへん。
黒砂糖は、白砂糖よりもブドウ糖に限りなく近い構造をしてんため、黒砂糖を摂取すると2~3分の間にすばやく体に吸収されはります。ほんで黒砂糖には、ビタミンB1もナイアシンも含まれとりまんねん。したがちう、脳や体の疲労回復に即効性がおます。
一方、黒砂糖の黒い部分に含まれるフェニルグルコシドちう色素成分には、腸管の中で余分な糖を捕まえて、体外に排出する作用があると言われとりまんねん。こら、黒砂糖は白砂糖に比べて血糖値の上昇が緩やかであることを意味しまっせ。
ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要は、黒砂糖は、血糖値の急上昇を起こすことなく、ブドウ糖の補給ができるさかい、疲労回復にうってつけとぬかすことができまんねん


■黒砂糖から造られはる黒糖焼酎


焼酎は、定説によれば、約500年前にシャム王国(現在のタイ王国)から沖縄に伝来し、その後、沖縄から奄美大島諸島を経て鹿児島、更に球磨地方、宮崎地方に伝来しましたわ。
太平洋戦争後、アメリカに占領されとった奄美諸島では焼酎の原料となる米が不足しとったんや。ほんで、奄美諸島では当時過剰気味やった黒砂糖を原料として焼酎を造ったんや。昭和28年(1953年)、奄美諸島がアメリカからやまとに返還された際、これを焼酎として扱うかどうか議論がなされたんですわ。ちうのも、黒砂糖から蒸留する酒は焼酎としては認められていへんかったからや。最終的に、奄美地方の振興策の一環として、製造工程に米麹を使用するっちうことを条件に、奄美諸島(奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島)に限ちう、黒砂糖を原料とした焼酎の製造を許可しましたわ。そやから、黒糖焼酎は、奄美諸島でしか製造するっちうことのでけへん特産品となっとりまんねん。
黒糖焼酎は、甘い香りで、柔らかいな口当たり、芳醇な風味で、和製ラムとも呼ばれ、本格焼酎(焼酎乙類)の中では洋酒的な感覚を味わうことができまんねん。黒砂糖の甘味はずぅぇえええぇぇええんぶアルコールに変身するんで、黒糖焼酎に糖分は残ってへんねん。
黒糖焼酎は、ギネスブックにも紹介されとる世界一のご長寿、泉重千代はんの晩酌酒として有名や。


黒砂糖(黒糖)はミネラルたっぷり!


黒砂糖は、製造過程で加える石灰が加えられはります。この石灰は、黒砂糖をアルカリ性にするとともに、黒砂糖に含まれるカルシウムの量を増加させまんねん。
カルシウム不足が、骨粗しょう症や肩こり、腰痛、歯周病を招くことは周知の事実でっしゃろ。ほかにも、カルシウムは筋肉の収縮作用にも必要やし、ストレスに対する抵抗力を高めてくれはります。特に女性は出産直後や更年期以降カルシウムの流出が激しいさかい、日頃から意識してカルシウムを摂取するっちうことが大切や。黒砂糖と牛乳をあわせて摂取すると効果的や。
またカリウムとナトリウムは、カルシウムとともに神経や筋肉の機能を正常に保つために必要や。マグネシウムは、カルシウムの作用を助け、またビタミンB群とともにエネルギー代謝にも関わっとりまんねん。リンは、マグネシウムやカルシウムと結合して、リン酸マグネシウムやリン酸カルシウムとなって骨組織に付着し、骨や歯やらなんやらの硬組織を形成する大切なミネラルや。亜鉛は、不足すると、味覚障害、生殖機能の減退、肌荒れ、抜け毛やらなんやらを引き起こしまっせ。鉄や胴は、血液中のヘモグロビンの合成に関与してるんや。

こないなミネラル(微量元素)は、それぞれ必要な量はわずかであるもんの、体内で合成するっちうことはでけへんため、常に摂取しておらへんと不足がちになるんですわ。しかもミネラルが不足してんと、ビタミンも効果を発揮するっちうことができんと体外に排出されてしまいまんねん。また、ミネラルを摂取するっちうときに重要なんはそのバランスや。
黒砂糖は、ミネラルバランスの取れた食品やから、貧血防止、冷え性改善、関節炎予防、やらなんやらの効果が期待されとりまんねん。

また、黒砂糖にはミネラル類以外にも、抗酸化ポリフェノール、オクタコサノール、ラフィノースやらなんやらの機能性成分も含まれとりまんねん。
抗酸化ポリフェノールは、免疫賦活作用があり、ガンへの抵抗力が高まると期待されとりまんねん。オクタコサノールは、アルコールの一種で、ストレスへの抵抗力や持久力、体力を高める作用がおます。ラフィノースは、オリゴ糖の一種で、熱にもつよ、胃や小腸の酵素で消化されることなく大腸に達するっちうことができるさかい、大腸のビフィズス菌や乳酸菌の栄養源となり、腸内環境を整える作用もおます。
こないな風な機能成分により、動脈硬化、肝臓障害、高血圧症、やらなんやら生活習慣病の予防にも期待されとりまんねん。

黒砂糖を毎日の食生活に上手に取り入れたいもんや。


■黒砂糖(黒糖)を食べようわ!

黒砂糖は、そのまんまでも美味しくいただけまんねん。 黒砂糖は、ブロック状のもん、砕いたもん、粉末状のもんが市販されとりまんねん。そのまんまちびっとずつかじるには、ブロック状の黒砂糖が、こくも香りも高く美味しいや。 料理やお菓子作りには粉末状の黒砂糖が水やらなんやらに溶けやすく使い勝手がよいや。ブロック状のもんや砕いたもんは、ある程度小さな塊にしてミルサーやミキサーで粉末にするゆう手もおます。粉末状の黒砂糖に水を加えて煮詰めてシロップを作りおきしておくと、デザートのソースにすぐに使えて便器...おっとちゃうわ、便利や。 黒飴やかりんとうわ、黒蜜やらなんやら、昔からの商品も人気やけど、そやけどアンタ、きょうびでは生しょうがやゴマ、ウコンやらなんやらが入った黒糖商品やらなんやらも市販されとりまんねん。また、黒砂糖は普通の砂糖の代わりに料理や飲み物に使用するっちうこともできまんねん。 ダイエット中はとかくビタミン群やミネラル類が不足しがちや。黒砂糖や黒糖商品で糖分やビタミン群、ミネラル類を補給しまひょ。 黒砂糖は、吸湿性があるんで、開封後は密封して直射日光、高温多湿を避け、なるべく冷蔵庫に保存しておくんなはれ。まれに賞味期限内でもカビが発生するっちうことがおます。

黒砂糖は美白・美肌にも効く!

黒砂糖には、糖蜜中の天然保湿因子であるPCA-Naに加えてミネラルやアミノ酸を豊富に含むため、古くさかい美肌効果があると言われてきましたのや。主に、肌細胞の保湿や活性化に効果を期待するっちうことができまんねん。 黒砂糖エキス入りの保湿パックや、美容液、洗顔フォームが市販されとりますが、黒砂糖が手許にあるやったら、「黒砂糖エッセンス」を作ってみまひょ。 作り方は簡単。黒砂糖500gに対して水1リットルをナベに入れて弱火で煮詰め、トロッとしたら、粗熱を取り、冷蔵庫で保存しまっせ。この黒砂糖エッセンスを基礎化粧品と併用しまっせ。 お肌への刺激もちびっとのさかい、敏感肌でも安心して利用するっちうことができまっけど、最初はじぇったい目立たなころで少量を試しておくんなはれ。お肌に異常が現れたら、すぐに使用をヤメにしておくんなはれ。

■黒砂糖エッセンス+洗顔フォーム

黒砂糖エッセンスと洗顔フォームを手のひらで混ぜまんねん。割合は、洗顔フォーム1cmに対して、黒砂糖エッセンスはティースプーン半分程度。特に乾燥する日は黒砂糖エッセンスの量を多めにするとよいでっしゃろ。

■黒砂糖エッセンス+化粧水

黒砂糖エッセンスと化粧水を混ぜてパッティングしまっせ。黒砂糖エッセンスの量は、普通肌や脂性肌やったらティースプーン3分の1程度、乾燥肌やったら半分程度が目安や。

■黒砂糖エッセンス+パック剤

洗顔後、ティースプーン3分の1程度の黒砂糖エッセンスを手にとちう、軽くすり込むように伸ばしまっせ。その上から、パック剤を伸ばしていきまんねん。パック剤によって異なるんやが、はがすタイプ出20分程度、洗い流すタイプで10分程度、放置しまっせ。

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2007年06月08日 12:41に投稿されたエントリーのページです。

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