皆はんは「エゾウコギ」って知りはりまっか?タブン...たぶんやで、わいもよー知らんがタブン、薬草やらなんやらに詳しい人やったら知っとるかもしれしまへんが、わてはさらさら知らのうて、初めてちう名前を知ったとき「何やったら、コレ?」と思てたんや。
エゾウコギとは、朝鮮人参と同じ仲間の植物で、現在は通信販売やらなんやらそやけど、そのエキスを顆粒にしたもんや「エゾウコギドリンク」なるもんが売られとりまんねん。わてには、まだ分からへんことやらけのエゾウコギ。これから一緒にちびっとだけエゾウコギについて学んでみまへんか?
エゾウコギとは?
エゾウコギとは、高麗人参や三七人参と同じウコギ科の落葉低木のこと。 成長すると、3~5mくらいにまでなるんですわ。
- やまと名:エゾウコギ、ハリウコギ、蝦夷五加
- 中国名:刺五加、刺拐棒、五加参
やらなんやらと言われ、またロシアでは、エレウテロコックと呼ばれとりまんねん。
特に漢方薬やらなんやらが昔から盛んに用いられてきた中国には、同じ仲間の「ウコギ」の木の皮をつこうた五加皮ちう生薬があんねんけど、エゾウコギもその一種や。また、ロシアでは、よりどエライ昔、モスクワオリンピックのときにロシア選手がエゾウコギのエキスを使うていたことがやまとでも話題になったんやが、今でもスポーツ選手や宇宙飛行士に飲用されとりまんねん。
エゾウコギの分布
やまとでエゾウコギを見ることができるんは、北海道の東部だけや。 あとはサハリンや東シベリアのアムール川流域、千島、中国東北部や朝鮮半島やらなんやらに自生してるんや。
エゾウコギの生育
エゾウコギは、どないな植物やからしょうか?根元から生えて、枝の色は灰褐色や。 まだ若いときはトゲがあって、7~8月にかけて、白く小さい花かようけ密集した状態の花を咲かせまんねん。
また、雌株は9~10月に小さな楕円形の黒い実をつけまんねん。
山のなかの沢に近いトコロで、水はけがようて、ちーとばかし日陰がエゾウコギの生育に適してん場所や。
エゾウコギはいつ発見されたか?
いっちゃん最初にエゾウコギを発見したんは、ロシア(当時のソ連)やった。1960年代にロシア科学アカデミーによって、研究が開始されたんですわ。
なんで、エゾウコギの研究をしたろおもておもたんでしょうか?
朝鮮人参と同じ「ウコギ科」やったため、その成分を調べようとしたちうわけや。それが理由のようや。その後、1968年にブレークマン博士の論文「エレウテロコックの食用性」が発表されて、注目を集めたんや。ほんで、薬草としてのエゾウコギが次第に中国、やまとへと広まっていきましたのや。
エゾウコギの効能
中国やロシアでは、エゾウコギの研究が盛んに行われてて、その研究結果によると、エゾウコギにはさまざまな効能があることが分かっとりまんねん。
- 疲労回復、滋養強壮
- 自律神経失調症や神経衰弱に効果的 神経の興奮を静めまんねん。
- ガンの抑制
- 循環器系の疾患に効果的
- 性機能の回復と強化
- 抗ストレス
- 低血圧・高血圧の改善
- 動脈硬化・心臓病の予防
- 糖尿病の予防
- 集中力を高めんのにも有効
エゾウコギは、こないにようけの効能があるにもかかわらへんし、副作用がごっつちびっとの薬用植物や。
エゾウコギのこれから
昔、やまとではエゾウコギはトゲがあるせいで、人間にも鳥やヘビにも嫌われとったんや。 そやから、当時は「トリトマラズ」とか「ヘビノボラズ」ちうような変な名前もつけられとったんや。
今、現在は薬効やらなんやらも分かり、広く知られはるようになったんやが、今度は自然界に自生してんエゾウコギを採ろうとするヤカラも増え、道路わきの木やらなんやらは、もんどエライ勢いで減り始めとりまんねん。 こないなエゾウコギのようなわてたちの生活に役立つ優れた効果を持つ植物をオノレたちの手でのうてしまわんと、上手に共存していかいなうてはならしまへんな。