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オルニチン

筋力アップ・持久力アップにアミノ酸、脂肪燃焼にアミノ酸、疲労回復にアミノ酸、美容にもアミノ酸。世はまさにアミノ酸ブームや。アミノ酸が人間の体に重要な働きをしてんことはぬかすまでもおまへん。
これまでは、タンパク質を構成するアミノ酸がクローズアップされることが多かったんやけど、そやけどアンタ、きょうびは、タンパク質を構成せんアミノ酸も注目を集めとりまんねん。その一つがオルニチンや。
オルニチンは、アミノ酸ダイエットで、アルギニンとともにダイエットやアンチエイジングに効果がある成分として話題になっとりまんねん。

タンパク質を構成せんアミノ酸

自然界では約500種類のアミノ酸が発見されとりまんねん。このうちの20種類のアミノ酸の組み合わせによって、100万種類もんタンパク質が構成されとりまんねん。 一般に、タンパク質を構成するアミノ酸を結合アミノ酸と言おりますわ。これに対して、タンパク質を構成せんといて、バラバラに個別で体内に存在するアミノ酸を遊離アミノ酸と言おりますわ。 遊離アミノ酸は常時体内に蓄えられとりまんねん。肝臓や筋肉やらなんやらの組織内に限らへんし、血液中にもようけ存在し、体内を循環してるんや。組織内のアミノ酸が不足すると、血液中の遊離アミノ酸を取り込んでビタミンやホルモン、タンパク質やらなんやらを作る際の材料に使用しまっせ。逆に、組織内の遊離アミノ酸が過剰になると、これを血液中に放出しまっせ。

オルニチンは遊離アミノ酸の一つや。ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要は、オルニチンは、タンパク質を構成する成分ではおまへんため、食事からの摂取がややこしいアミノ酸と言えまんねん。オルニチンはしじみには比較的ようけ含まれると言われており、しじみを低温で処理するとオルニチンの量が増えることが知られとりまんねん。せやけどダンさん、肉や魚、大豆やらなんやらのタンパク質に含まれとるアミノ酸と比較したら、しじみに含まれとるオルニチンの量はわずかいなもんや。
栄養素は食事で摂取するっちうことが理想であり基本やけど、そやけどアンタ、オルチニン(やらなんやら食費で十分な量を摂取するっちうことが現実的ではおまへん成分)については、サプリメントで摂取した方がええでっしゃろ。


体の中でようけの働きをするオルニチン


オルニチンは体内に摂取されると、腸で吸収され、肝臓や腎臓、筋肉に移行し、遊離アミノ酸として単独で存在し、体内で様々な働きをしまっせ。

オルチニンは、アルギニン、トリプトファンやらなんやらと同様に、脳の下垂体(視床下部)に作用して成長ホルモンの分泌を促進しまっせ。
文字通り成長の促進を主な役割とする成長ホルモンは、糖質、骨、水分やミネラルやらなんやら様々な代謝を調節しまっせ。また、脂肪の分解やタンパク質の合成を促進しまっせ。
成長ホルモンの分泌量は加齢とともに現象していきまんねん。成長ホルモンが体内で最もようけ分泌される時期は13~17歳の頃や。20~25歳にかけて体内の成長ホルモン量は急激に低下しまっせ。
体内の成長ホルモンが減少すると、新陳代謝が悪うなり、脂肪の分解が進いっちゃんはじめに、体脂肪が増えたり、コレステロール値が増えたりし、またタンパク質の合成も促されへんし、筋肉がつきにくくなるんですわ。筋肉が減ったり衰えたりするとまた、脂肪の分解が進みにくくなり、太りやすくなるんですわ。また、シミや小じわが目立ったり、疲れやすくなりよったり、記憶力が低下したりもしまっせ。
ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要はオルニチンは、代謝に関わる成長ホルモンの分泌を促すことによって、脂肪の分解を促進するため、[ダイエットやアンチエイジングに効果があるアミノ酸]と言われとるのや。

また、オルニチンは、肝臓にあるオルニチン回路(尿素回路,クレブス-ヘンゼライト回路,オルニチンサイクル)で、アンモニアの代謝にも関与してるんや。
アンモニアは、有毒物質やから、安全な形にして体外に排出せな体内に蓄積していきまんねん。アンモニアが脳内に侵入するこおはおまへんが、アンモニウムイオンとなってまうと脳内に侵入するっちうことができ、アンモニア中毒症となるんですわ。この有毒なアンモニアを安全な尿素に作り替えるのがオルニチン回路や。
オルニチンは、オルニチン回路を活性化させることによって、アンモニアの代謝を促進しまっせ。このことから、オルニチンは[肝機能をサポートするアミノ酸]とも言われはります。

さらに、オルニチンは免疫細胞のマクロファージに働きかけることも知られとりまんねん。
マクロファージは、血液中の白血球に属する単球が血管外の組織に移動し変身したもんを指しまっせ。こら貪食(大食)細胞とも呼ばれ、体内に侵入したウィルスや細菌、真菌(カビ)やらなんやらの異物を片っ端から攻撃する免疫細胞や。
オルニチンの摂取によって、マクロファージの作用が高まることがラット実験で確認されとりまんねん。このことから、オルニチンは「免疫力を増強するアミノ酸」とも考えられとりまんねん。

このほか、オルニチンには、アルコールの代謝に欠かせへん非必須アミノ酸の一つであるアラニンを助ける働きもおます。また、オルニチンは、肌の細胞分裂に必要不可欠なポリアミンちうタンパク質の生成に使用されるさかい、ハリのある肌を保つ作用があると言えまんねん。


オルニチンを摂取するタイミング


■オルニチンやアミノ酸は就寝前の摂取が効果的


成長ホルモンは主に運動後と睡眠中、特に夜間の睡眠中にようけ分泌されはります。入眠後30分程度で、ノンレム睡眠(深い睡眠)に入るんやが、そのときに成長ホルモンは最もようけ分泌されはります。そこから3時間程度が一日のうちで最も筋肉が作られとる時間と言えまんねん。
したがちう、就寝前にオルニチンやアルギニンやらなんやらのアミノ酸を摂取する方が成長ホルモンの分泌効果は高いや。せやけどダンさんその一方で、夕食後6~8時間以上空けなければ、オルニチンやアルギニンやらなんやらのアミノ酸摂取による成長ホルモンの分泌効果はどエライ薄くなるんですわ。そやから、オルニチンやアルギニンやらなんやらのアミノ酸は朝食の30分程度前に摂取するんがよいや。オルニチンやアルギニンやらなんやらのアミノ酸は、朝食前に摂取したかて、脳の下垂体に蓄積され、睡眠中に成長ホルモンの分泌を促しまっせ。
なお、オルニチンを補給するタイミングを運動の前後で言うたら、運動前が効果的や。代謝が促進されて、脂肪を効率よう燃焼させることができるでっしゃろ。

また、オルニチンは、非必須アミノ酸の一つであるアルギニンの効力を高める効果があると言われとりまんねん。アルギニンもまた、成長ホルモンの合成と分泌に関わっており、脳下垂体の正常な機能を促進しまっせ。ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要は、オルニチンをアルギニンと一緒に摂取するっちうことによって、成長ホルモンの分泌促進に、相乗的な効果が期待するっちうことができまんねん。

オルニチン雑学:L-オルニチンのLってナニ?

L-オルニチン、L-アルギニン、L-リジン、・・・。 アミノ酸のアタマに“L”が付いとるもんと付いておらへんもんとでは何ぞちゃうんか、と言うたら、違いはおまへん。では、“L”は何なんか、と言うたら、アミノ酸の“型”を表してるんや。 グリシンを除くアミノ酸は、その立体構造からL型(Levorotatory:左翼:L-form)とD型(Dextrotatory:右翼:D-form)の2種類の“型”に分かれはります。2種類の“型”は、お互いに鏡に写したような関係になるんですわ。ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要は、L型(L体)を右翼手型とするやろ、ほしたら、D型(D体)は左翼手型となるんですわ。 一般のタンパク質を構成するアミノ酸はずぅぇえええぇぇええんぶL型や。D型のアミノ酸は一般のタンパク質には含まれしまへんが、生体内にもわずかに存在しまっせ。D型アミノ酸の役割は未だねちっこく解明されてへんねん。 現在ではL型アミノ酸もD型アミノ酸も容易に合成するっちうことができまんねん。L型とD型が同量混ざっとるもんはDL型と言い、ラセミ体とも言おりますわ。 今日製造されとるアミノ酸の大半はL型アミノ酸や。例あげたろか、たとえばやなあ、D-オルニチンと表示されとるもん以外はずぅぇえええぇぇええんぶL-オルニチンや。ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要は、サプリメントの表示で、オルニチンとL-オルニチンはまるっきし同じアミノ酸や。

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2007年06月05日 11:43に投稿されたエントリーのページです。

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