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羅漢果

「ダイエット中に甘いもんが食べたい!」「でもカロリーが気になる!」「かとぬかして、我慢したらストレスが溜まるし・・・。」
そないなときに心強い味方が低カロリー甘味料。
天然の甘味料、羅漢果(ラカンカ)で、あんさんのダイエットと健康をサポート!

普段料理やコーヒーやらなんやらに使用してん砂糖(上白糖)を、低カロリーせやなかったらノンカロリーの甘味料にかえるだけで、ぐっとカロリーをおさえることができまんねん。
甘味は砂糖よりも強いもんが多いさかい、低カロリーせやなかったらノンカロリーの甘味料に換えても物足りなさを感じることはおまへん。
毎日の食生活に上手く取りぶちこむと、食事量を減らさんと摂取カロリーをおさえられはります。
低カロリー甘味料にも色々おますが、今回ご紹介するんはきょうび話題と人気を集めとる羅漢果(ラカンカ)。
天然の甘味料、羅漢果(ラカンカ)で、あんさんのダイエットと健康をサポート!

長寿の神果・羅漢果

羅漢果(ラカンカ,Siraitia grosvenori,Luo han kuo)は、中国広西省桂林の山岳地帯だけに生育するウリ科の多年生宿根植物の果実や。羅漢果は成長すると5mにも達し、ブドウのように棚をつくって栽培しまっせ。秋になると、棚の間からたわむくらいに実をつけまんねん。羅漢果の大きさは直径4~6cm程度で、色はキウィフルーツのような濃い緑色。羅漢果は一般的に収穫まで約2年かかり、そのあと約5~15年ほどの間、果実を収穫するっちうことができると言われとりまんねん。
羅漢果はどエライ甘く、その糖度は砂糖の300~400倍。羅漢果の果実1個に砂糖50g以上に相当する甘味があることになるんですわ。羅漢果は生で食べられへんことはおまへんが、苦味のある甘さやから、あんまり美味しいとは言えしまへん。また生の羅漢果は、薬効もあんまり期待でけしまへん。羅漢果は、実を採取した後、1週間天日干しして成熟させ、さらに十昼夜とろ火でゆっくり乾燥させまんねん。乾燥させると、どエライ甘くなり薬効も高くなるんですわ。
中国では、古くさかい羅漢果を乾燥させて、料理の調味料や甘味料として使用するほか、生薬として珍重してきましたのや。
今から約200年前、清王朝嘉慶年間(1796-1826年)、少数民族であるヤオ族の医師・羅漢が、山間部に自生してん果実の優れた薬効を発見し、あらゆる健康維持のために煎じて飲ませとったんや。当時の国王は、この果実をエライ貴重なもんと考え、他国への持ち出しを禁じ、幻の果実とも言われるようになったんですわ。この果実は、発見者の羅漢の名をとって「羅漢果」と呼ばれるようになりよった、と伝えられとりまんねん。
羅漢果の名が中国全土に知れ渡るようになりよったんは1850年代頃。当時は高価な薬で、貴人にしか手に入らしまへんやった。
中国で最も著名な薬学辞典である中薬大辞典において羅漢果は、「味はすっきりと甘く、芳香があるんや。渇きを止め、唾液を生じるちうわけや。気を鎮め、肺を潤し、血を清め、咳を止め、痰をとり、熱を冷まし熱気を取り去り、 血圧を下げ、また宿便をとり、健胃整腸等の効果があるんや」と記述されとりまんねん。もともと羅漢果は中国広西地方では、鎮咳、去痰、解熱、健胃整腸、利尿、便秘、ストレス解消やらなんやらの民間薬として幅広く利用されてきましたのや。
ほんで、1932年の嶺南菜薬録ちう学術書に記載されてから、羅漢果は学術的に認知されたんですわ。

羅漢果の甘味の秘密

■爽やかいな甘味「羅漢果(ラカンカ)」

羅漢果の甘さは、口に含むと香ばしく、黒砂糖に似てちびっと独特なトコロがおますが、実際飲んでみると口当たりや後味もよう、さわやかいな飲み心地や。
羅漢果の甘味成分は、糖類(注1)やのうて、ククルビタン型トリテルペン系配糖体(Cucurbitane-type Triterpene Glycosides)に由来するっちうことが確認されとりまんねん。特に果皮部に強い甘味を持ち、その代表的な甘味成分は、テルペングリコシド配糖体(terpene glycosides)の一種である[モグロサイド(mogrosides) ]や。
羅漢果の甘味成分は、1983年、徳島文理大学生薬研究所の竹本常松教授(故)らの研究グループが発見しましたわ。[ブドウ糖(glucose)][果糖(fructose)]と違い、ほとんどノンカロリーで、腸内ではほとんど吸収されへんし、体外に排出されはります。
この成分を腸内の細菌が摂取すると、体内で酢酸が生成され、血糖値が下がるんや。砂糖は急激に血糖値を上昇させるさかい、糖分の摂取を制限されとる糖尿病の方には羅漢果がおすすめや。また、この成分はビフィズス菌の栄養となるため、整腸作用をもたらしまっせ。便秘やらなんやら、腸内環境を整える必要のある方にも羅漢果はおすすめや。
注1)糖類とは、糖質のうち単糖類(ブドウ糖や果糖やらなんやら)と二糖類(ショ糖、乳糖)に限り、吸収されにくい糖アルコール(マルチトール、エリスルトールやらなんやら)を除いたもん。

甘味料について

甘味料とは食品に甘味をつけるもんの総称で、大別すると以下のようになるんですわ。
このうち、低カロリー甘味料は、糖尿病や肥満、ダイエット向けの甘味料ちう用途のみやったらへんし、一般的な加工食品、飲料、お菓子やらなんやら幅広く食品に利用されとりまんねん。
砂糖(甘味成分はショ糖)と比較して甘味度がどエライ高いため少量で必要な甘味を得られはるもんとしては、天然甘味料ではステビア(Stevia rebaudiana Bertoni)から抽出されるステビア(stevia)や甘草(Glycyrrhizae Radix)から抽出されるグリチルリチン(glycyrrhizin)、人工甘味料ではサッカリン(saccharin)やアスパルテーム(aspartame)やらなんやらが挙げられはります。甘味度は同程度で、体内で代謝されへんし、エネルギーにならへんもんとしては、マルチトール(maltitol)やエリスリトール(erythritol)やらなんやらが挙げられはります。
低カロリー甘味料は、多量に摂取すると、お腹が緩くなりよったり、お腹にガスがたまったりするようになることもおます。
なお、サッカリンは、かつて膀胱がんを誘発する物質として考えられ、後にそらラット特有の反応に由来するもんで、人には同様の反応が見られへんことが明らかにされたんですわ。が、現在食品添加物として認められてはいまへん。アスパルテームについては、フェニルケトン尿症の患者にとってはどエライ危険なもんやけど、そやけどアンタ、食品添加物の中では、最もよう調査され、安全性も確認されとるもんの一つや。

羅漢果の抗酸化作用

羅漢果の特徴は、低カロリーで甘味度が高いばっかりやおまへん。
岡山大学医学部の森昭胤教授(現・名誉教授)らの研究グループが、羅漢果には活性酸素(フリーラジカル,freer radical)を消去する作用、ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要は抗酸化作用があるちう研究発表を行い、注目を集めたんや。この活性酸素除去作用は、活性酸素によって引き起こされるようけの生活習慣病や老化の予防(アンチエイジング)に役立つことが期待されとりまんねん。
活性酸素は、添加物が含まれた食品、喫煙習慣、大気汚染、紫外線、ストレスやらなんやらによって、しこたま発生し、体を酸化させ、動脈硬化やらなんやらを引き起こし、生活習慣病や老化を招きまんねん。その活性酸素の発生を予防するんが抗酸化物質(スカベンジャー,scavenger)や。
もともと人間は体内に抗酸化作用を有してるんや。体内で作られはる抗酸化物質は酵素の一種で、活性酸素と結びついて、害のちびっとの物質に変身させる働きをしてるんや。代表的なもんに、SOD(スーパーオキサイド ディスムターゼ,superoxide dismutase,超酸化物不均化酵素)、カタラーゼ、グルタチオン(L-Glutathione)がおます。せやけどダンさん、この抗酸化物質を体内で生成する機能は20代をピークに加齢とともに低下しまっせ。そやから、βカロチンやビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール、リコピンやらなんやらの抗酸化作用のある物質(SOD様物質)を積極的に摂取するっちうことによって、体本来の機能の低下を抑制したろとおもう訳や。
羅漢果には、ビタミンB群・ビタミンE(トコフェロール)やらなんやらビタミン類、カルシウムやマグネシウムやらなんやら各種ミネラル、たんぱく質やらなんやらを豊富に含まれとりまんねん。中でもビタミンEと鉄分の含有量がエライようけ、ビタミンとミネラルの含有量は黒砂糖の10倍以上になるんですわ。
ビタミンEは、ビタミンの中でも最も強い抗酸化作用を持っとりまんねん。このビタミンEを豊富に含む羅漢果は、それやからにSOD様作用が顕著と言われとりまんねん。この強力なSOD様作用によってアトピー皮膚炎やらなんやらのアレルギーや炎症、ストレスやらなんやらに効果がおます。

これからの甘味料は羅漢果で!

羅漢果は当初やまとではのど飴の原料として登場したんやが、現在羅漢果の関連商品は、固形タイプ、顆粒タイプ、液体タイプが市販されとりまんねん。
料理やらなんやらに使用するんやったら、顆粒タイプが使いやすいでっしゃろ。砂糖より分量を少なめにしておくんなはれ。砂糖の半分程度でも十分に甘いや。
液体タイプやったら、直接皮膚に塗ったり、お風呂に入れたりするんもよいでっしゃろ。お肌にあいまへんときはすぐに使用をヤメにしておくんなはれ。
いっちゃん効果的なのが羅漢果ティーとして飲むことや。(1日2杯以上・顆粒タイプで一杯あたり15g前後を目安)。体を温める効果もあるんで、ホットで飲まれることをおすすめしまっせ。
ダイエット甘味料としてのみやったらへんし、健康維持、病気や老化の予防のためにも、羅漢果を試してみまへんか?

羅漢果の使用例

  • お水やお湯に溶かして、香ばしい羅漢果ティーとして
  • 牛乳に溶かして、美味しい羅漢果ミルクとして
  • プレーンヨーグルトに羅漢果を混ぜて食べやすく
  • プロポリスや青汁やらなんやらに羅漢果を混ぜて飲みやすく
  • パンやクッキー、パイ、ケーキ、おもちやらなんやらの砂糖代わりに羅漢果を
  • 煮物・鍋物やらなんやらの味付けに羅漢果を

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